出かける用事があるため頑張って15日までにもう1本上げるつもりでしたが、残念ながら間に合いそうにないので22日以降となります。
ということでちょっと小ネタを用意して旅立ちたいと思います。
テーマは「動画の解像度と黒ベタ」。常識もいいとこの内容ですが、興味があれば。

#01と#02では動画の解像度が異なっており、前者「852×480」（実はニコニコZeroの標準）、後者はニコニコ標準の「512×384」となっております。
#01でそうなったのは別に画質を追求するためではなく、録画する際のエミュレータのウインドウサイズを最初は「3倍（＝720×480）」にしていて、あとで「2倍（＝480×320）」にしたからというわりとしょうもない理由だったりします。
これをニコニコ向けに適した解像度に仕上げる必要があり、上記のような解像度に落ち着いたというわけです。

今回の映像ソースであるGBAのアスペクト比は「3:2（＝240×160）」と特殊で、そのままニコニコにうｐるとどうなるかわからない（16:9と4:3のみ対応だったはず）のと、拡大するにせよ縮小するにせよ、元の動画からは画質が劣化してしまうのでビットレート以前の問題として画質を維持できなくなってしまいます。
そこで、Aviutlで黒ベタを追加（実際には拡張編集を使用し別の方法をとったのですが）し、アスペクト比を修正することによってニコニコに適した動画としました。
リサイズフィルタがある現在ではもはや無用の手段と思われがちなのですが、実はこれには副次的な効果があります。それは自由に空白を配置できること。
今回の場合、空いた空白を上下左右の適切な位置に寄せるによって、字幕のためのスペースを確保できるということです。

#01では、

（クリックで原寸大）
という風に配置しています。至って普通の配置ですが、空白を右に寄せて（逆に言えば「動画を左に寄せて」。拡張編集を使用する場合はこちらの概念のほうが適切）、そこにできた空白に字幕を配置するということも考えられます。
高解像度のZeroプレイヤーが浸透しているならそれでもいいと思ったのですが、未だに多くのニコニコユーザーが原宿プレイヤー、もしくはZeroプレイヤーでも従来と同じ中サイズのプレイヤーを使っていることを考えるとプレイヤー側での縮小を考慮すると普通に下に大きめのサイズの字幕を表示したほうがいいと思ったので採用しませんでした。
思ったほど縮小によって見づらくなることはなかったので採用しても良かったかもしれません。

#02では、

（クリックで原寸大）
と配置しました。空白を下に寄せ、字幕エリアとして活用しています。
一度に2行程度しか表示できないのが欠点ですが、最悪の場合動画の部分にちょっとはみ出す程度なので概ね問題はありません。

ちなみにキャプチャはエミュレータのウィンドウを直接アマレココで録画しています。
エミュの録画機能はサイズが1倍限定なので画質を追求するときは使い物にならなかったりします。



という、ちょっとした編集の小ネタをちょこちょこ挟む予定です。

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